頻繁に引き起こる寝違えの原因とは?
2025.01.07

朝起きたときに首周辺に痛みを感じ、自由に首を動かせない…と困った経験はありませんか?
この記事では、寝違えの原因と日常生活で実践できる対策について詳しく解説します。繰り返す寝違えに悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
堺市南区泉ヶ丘にあるきぼう鍼灸整骨院では、身体のさまざまなお悩み・ご質問等の相談も承っていますのでお気軽にご相談下さい。
https://page.line.me/828maaps 御予約はこちらから24時間受付中です。
目次
寝違えとは?
まず寝違えとは、首周辺の筋肉が急激に緊張している状態の時に、睡眠時やふとした瞬間に筋肉が引き伸ばされることで痛みを引き起こす症状を指します。
日常生活の中で首はまっすぐな状態を維持しようと常に力を入れ続けており、長時間同じ姿勢を継続すればするほど首への負荷が大きくなっていきます。
首の筋肉に大きな負荷が掛かることで血行不良を引き起こし、筋肉の緊張状態が生じ寝違えを引き起こしやすくなります。
なぜ寝違えを繰り返すのか
何度も寝違えを繰り返すのはなぜなのか。主な原因は以下の3つが考えられます。
1.筋肉の緊張
寝ている間、首の筋肉は長時間にわたり収縮し続けることがあります。筋肉の収縮は特定の姿勢で寝たり、首を一方向に向けたままの状態が続くと発生します。
そして長時間の筋肉の収縮によって筋肉が硬くなり、柔軟性をも失います。
結果、柔軟性の低下により筋肉が緊張しやすくなり、寝違いを発症しやすくなるという悪循環に陥ることになります。
そのため首周辺の筋肉の緊張や硬直を和らげることが大切です。
2.就寝姿勢の問題
寝違えの主な原因は不適切な就寝姿勢です。
高い枕を使う、寝返りをうつ際に急激な動きをする、うつ伏せ寝をするなど寝る姿勢が正しくないと首や肩に負担がかかり、筋肉への負荷につながります。
3.寒冷な環境
就寝時に気温の低い環境で寝ると筋肉や関節が収縮し、血流の制限・筋肉の硬直が生じやすくなります。特に首や肩の筋肉は冷たさに反応して緊張し、痛みや不快感を引き起こしやすいと言われています。
また、寒い状況で寝ると身体が自然に収縮し、姿勢が変化することがあります。例えば寝る時に身体を丸めたり、肩を縮こませている状態です。
これらの姿勢の変化が不適切な姿勢や筋肉の緊張を引き起こしてしまいます。
ここでは主な原因となる3つをご紹介しましたが、他にもストレスと不安や、体重・慢性的な疾患なども寝違えを引き起こす原因となります。
寝違えの対処法
①急性期(痛みが強い時期)
寝違えの急性期と呼ばれる期間は痛みが強く出ているため、無理に動かしたりストレッチや体操を行うことは避けましょう。
痛む部分を冷却することで炎症や腫れを抑える手助けになるので、氷のうや冷たいタオルを使用して安静にしておくことが大切です。
またお酒は血行を良くする作用があり、寝違えの痛みを悪化させる危険性があるので痛みがある期間は飲酒を控えるように心がけましょう。
②慢性期(痛みが落ち着く時期)
急性期の痛みが落ち着いてきたら、入浴や蒸しタオルを使って首の周りを温めることをおすすめします。温めることで筋肉の緊張が緩和され血流が促進するのに役立ちます。
また、この時期になるとストレッチも効果的です。
首や肩のストレッチを行い、寝違えによって固まった筋肉の柔軟性を回復させましょう。
この記事でも簡単にできる首や肩のストレッチ方法をご紹介しておりますので、是非やってみてください!
繰り返す寝違えを防ぐためには
では繰り返す寝違えを防ぐためにはどうすればよいでしょうか?
ストレッチ

首周辺で緊張し固まっている筋肉を伸ばすストレッチを定期的に行いましょう。
ここでは首と肩の筋肉を和らげ、痛みと凝りを軽減させるストレッチをご紹介します。
ストレッチを行う際は痛みを感じない程度でゆっくり行なってください。
- 肩甲骨回し:両肘を肩の高さまで上げた後、肩甲骨を寄せるようにしながら肩を後ろに回します。
- 首のストレッチ:首をゆっくりと左右に倒し、反対側の肩を軽く伸ばします。
これらのストレッチを定期的に行うことで、首と肩の筋肉が緩まり寝違えの症状の軽減に役立ちます。
寝る前や仕事・家事の合間にできる簡単なストレッチですので、ぜひ試してみてください!
温める
寝違えの筋肉は冷えやすいため、温めることが重要です。
日中に駆使した首・肩周りを温めることで筋肉をリラックスさせることができ、血流の増加と筋肉硬直の緩和が可能になります。
温かい湯船やシャワーなどを使用して筋肉を温め、心と身体をリラックスさせましょう。
マッサージ
筋肉を緩和させるためにマッサージを定期的に行いましょう。
整体や接骨院などの専門家による施術を受けることで筋肉の深部までアプローチができ、より効果的に筋肉の緊張をほぐすことができます。
姿勢の改善
寝違えの原因となる不適切な姿勢を改善しましょう。
長時間同じ体制が続く睡眠時は姿勢が悪くなっていても気付くことが困難です。
正しい姿勢で睡眠を取るためにも自分に合った適切な枕やマットレスを使用して姿勢の改善を行いましょう。
休息
ストレスや不安は筋肉の緊張を増加させ、寝違えの発生を促進する可能性があります。
そのため十分な休息を取り、ストレスを軽減させることが筋肉のリラックスに役立ちます。
まとめ

今回は何度も繰り返す寝違えについて、その原因と対処法をご紹介しました。
寝違えは寝ているときの姿勢だけが原因ではなく環境やストレス、何よりも筋肉の緊張が原因だということを知っていただけましたでしょうか?
皆さんもご紹介したような簡単なストレッチを積極的に行って、寝違えに悩まない健康な状態を手に入れましょう。
何日間も治らない場合は、お早めに病院や整骨院の専門家に相談することをおすすめします。
寝違えがひどい場合や繰り返す場合は、ぜひ堺市の「きぼう鍼灸整骨院」にご相談ください。
「きぼう鍼灸整骨院」では、患者様の状態に合わせた施術を行い、健康な体作りをサポートしています。
- アクセス:堺市南区竹城台1-1-2-2F 泉ヶ丘駅から徒歩1分
- 電話: 072-289-6080
- 営業時間: 9:30~13:30 16:00~20:00 土曜日午後・日祝休み
- LINE:https://page.line.me/828maaps 御予約はこちらから24時間できます。